2つの政府公認カジノがある『シンガポール』服装マナーやチップなど旅行情報を紹介

シンガポールには、「マリーナベイ・サンズ・カジノ」と「リゾート・ワールド・セントーサ・カジノ」の2つの政府公認のカジノがあります。

マリーナベイ・サンズ・カジノは、シンガポールのマリーナベイに位置している「マリーナベイ・サンズ」という複合施設の中にあります。禁煙エリアや高額レートエリアなど4つのフロアに分かれており、24時間営業の超大型カジノ施設です。

リゾート・ワールド・セントーサ・カジノは、シンガポールの南端であるセントーサ島に位置している「リゾート・ワールド・セントーサ」と呼ばれる統合型リゾートの中にあります。

シンガポール初のカジノで、総面積1万5000平方メートルあり、バカラ、ブラックジャック、ポーカー、クラップスなど500のゲームテーブルや19種類のテーブルゲームなどをプレイすることができる超大型カジノ施設です。

カジノへ入場する際の服装は

シンガポールのカジノへ入場する際は、必ずドレスコードを着用する必要はなく、襟付きのシャツやTシャツにジーンズなどを合わせたカジュアルな服装でも入場可能です。

しかし、タンクトップやノースリーブ、ビーチサンダル、ショートパンツなどのカジュアルすぎる格好では入場を拒否されるケースがあるため、注意してください。

シンガポールのカジノには「21歳未満入場禁止」という年齢制限があります。20歳の方でも入場できないので注意してください。また、保護者同伴でも21歳未満のお子さまは入場できません。

シンガポールのカジノには、年齢制限があるため入場の際に年齢確認を求められる場合があります。そのため、カジノへ行く際は必ず「パスポート」を持って行くようにしましょう。

また、大きな荷物やペットボトルなどはカジノ施設内に持ち込むことができないため注意してください。

シンガポールのホテル数は400棟以上、総客室数は6万室以上あります。5ツ星の超高級ホテルから3ツ星のお手頃ホテルまで豊富な数のホテルがあるため、必ず旅行の目的に合ったホテルを選び出すことができます。

カジノが併設されているホテルは「マリーナベイ・サンズ」と「リゾート・ワールド・セントーサ」のみとなっています。そのため、カジノを目的にシンガポールへ訪れる場合はどちらかのホテルを利用することをおすすめします。

シンガポールの通貨は「シンガポールドル（S$）」です。日本円に換算すると「1S$=約77円」となっています（2020年9月現在）。一般的に流通している紙幣は2ドル、5ドル、10ドル、50ドル、100ドルで、コインは5、10、20、50セントと1ドルです。100セントで1S$になります。

両替を行う場所は、「チャンギ国際空港フロア内の銀行」「ホテルのフロント」「町中の公認両替所」のいずれかになります。

一番おすすめなのは、為替レートが電光掲示板に表示されており、適正なレートで両替できるチャンギ国際空港フロア内の銀行です。ホテルのフロントは24時間対応で便利の反面、レートがやや高い傾向にあります。

シンガポールには、チップを渡す習慣は基本的にありません。その理由として、ホテルやレストランでは支払い料金に「10%程度のサービス料」が加算されているためです。

しかし、ホテルで特別なルームサービスやスタッフに荷物を運んでもらったりした場合は気持ちとして2S$程度のチップを渡すようにしましょう。また、タクシー利用の際も基本的にチップを渡す習慣はありませんが、お釣りをチップとして渡す方もいます。

日本とシンガポールの時差は「1時間」です。日本の方が1時間進んでいるため日本が午前10時のとき、シンガポールは午前9時となります。

シンガポールには、日の出時間を有効活用する「サマータイム」も実施されていないため、1年中時差は「1時間」と覚えておいてください。時差がわずか1時間しかないため、時差ボケの心配なく旅行を楽しむことができます。

日本からシンガポールへの直行便は非常に多く、アクセスがしやすい点が魅力であり、人気の秘訣となっています。日本の5空港からシンガポールのチャンギ国際空港までの直行便による平均飛行時間は下記のとおりです。

・成田国際空港／羽田空港出発：約7時間30分

・関西国際空港出発：約7時間

・中部国際空港出発：約7時間15分

・福岡国際空港出発：約6時間35分

このように、日本各地からシンガポールへの直行便を利用した平均飛行時間は「6時間〜7時間30分」になっており、旅行先としては便利で訪れやすい国と言えます。

また、少しでも移動料金を抑えたいという方は経由便を選択することも可能ですが、飛行時間が10時間を超えるケースも出てくるためあまりおすすめはできません。